Glossary

Plangers 用語集

グレード体系・プロダクト・モジュール・ビジネス用語・組織固有の概念を網羅する。Plangers固有の定義が標準的な定義と異なる場合はその旨を明記する。

グレード体系 — E / M / P / O
E1CEO
Chief Executive Officer
代表取締役。全社戦略・資金調達・最終意思決定の責任者。創業者として初期はCPO・BizDevを兼務する。
E2CPO
Chief Product Officer
プロダクト群(Brainforce・Nanimono)全体のP&L責任者。Plangersにとって最重要採用の一つ。Series BまでCEO兼務、Series B以降に専任採用。
E2CTO
Chief Technology Officer
技術戦略の責任者。ただしPlangersにおけるCTOの定義は「エンジニアリング管理者」ではなく「Odysseyデータ基盤とAIネイティブ組織を設計する横断機能の責任者」。Seedでフルコミット参画。
E2CFO
Chief Financial Officer
財務戦略・資金調達支援・IPO準備の責任者。Series A後に採用。
E3CBO
Chief Brand Officer
ブランド戦略・採用広報・デザイン・コミュニティの責任者。Series BまでAI Agent(Priya)が機能を代替。Series B以降に人間採用。
E4PdM
Product Manager(E4 Grade)
プロダクト単体のP&L責任者。Plangersでは「プロダクトの経営者」と定義する。Brainforce PdMとNanimono PdMがそれぞれE4として存在する。BizDevからのキャリアパスが標準。
M層Manager(総称)
M1〜M4の総称。「Mgr」と略記する場合はM1〜M4を指す。M4単独で横断機能(マーケ・Sales・CS等)を見るのは重いため、横断Mgrは少なくともM3以上が望ましい。PdM(E4)とは同等以上の立場で連携するが、P&L責任の有無で性質が異なる。
M1Principal
M3を含む領域全体を横断して最適化できる実力者。年収1,000〜1,200万。会社へのコミットはE層ほど求めないが、E層に近い待遇。M3の上位として複数の仕組みを束ねる。
M2Senior Manager
M3を管理して成果を出す。年収800〜1,000万。仕組みの限界を見極め、次の段階に再設計できる。Series C以降に登場(EM等)。
M3Manager
Plangersのコア採用ブランド。年収700万・週4勤務。O層(AI・外注)を管理し、ミッションの仕組みを設計から運用まで自分で完結できる。
技術スタック(フロント・バック等)では切らない。AIを使って領域横断でアウトプットを出せることが前提。「ずっとM3でいることも歓迎」がPlangersのスタンス。Series Aから採用開始、Series Bで本格展開。
M4Associate Manager
ロールは持つがマネジメントはまだ求めない。年収400〜500万。AI・外注をマネジメントする視点を学びながら育つ。BizDevや初期EngineerはM4スタートが多い。
P層Professional
専門特化ポジション。成果報酬・青天井・週4縛りなし。特定の専門領域で圧倒的な価値を出す人向けの別枠。デザイナー等が該当。
O層Operator
実行レイヤー。AI・外注・業務委託。M層の指示のもとで実行を担う。Plangersの組織においてO層はAIエージェントが多くを占める。
プロダクト
Brainforce
Brainforce と略記
toC特化AIアプリ開発プラットフォーム。非エンジニア経営者が自社のtoCサービスをAIアプリとして構築できる。競合(Cursor / Claude Code)がエンジニア向けなのに対し、Brainforceは「作る人ではなく、売る人」をICPとする。
PlangersはBrainforceを自社プロダクト開発にも適用しており、CEOが最初のユーザーとして実証する。
Nanimono
nanimono
中高生〜就活生向けの診断SNS。「自分が何者かを知る場所」として設計。使うほどOdysseyのデータが蓄積され、精度が上がる体験を提供する。OdysseyへのB2Cデータ直営供給源として機能する。
バイラル設計: シェアカードにマッチ度CTAを配置し、クラス内での口コミ拡散を狙う。初期ユーザー獲得は高校教師ルートを活用。
Odyssey
個人理解インフラ
PlangersのコアエンジンかつP&Lを超えた競合優位の源泉。Brainforce・Nanimono等の複数サービスを横断してユーザーのトレイト(Trait)を収集・学習し、個人の効用関数を記述するデータ基盤。
データドメインが3以上になるとクロスドメイン理解が機能し始め、単一ドメインの競合が模倣できない優位性が生まれる。CTO横断機能の中核。
Anacity
住まい探しプロダクト。プロトタイプ段階・未検証。不動産ドメインはPlangersの「本丸」だが、Odysseyのデータが十分に蓄積されてから参入する。
Savo
飲食店発見プロダクト。プロトタイプ段階・未検証。
Lewing
マナー違反共有プロダクト。構想段階。「普通は営利にならないものをビジネスにする」という原体験から生まれた構想。
Odysseyのモジュール・概念
Odyssey SDK
v1: Phase 0末リリース予定
BF等のサービスにOdysseyのトレイト収集・推論機能を組み込むためのSDK。Brainforceで作ったアプリに自動統合される形を基本とする。
Odyssey API
Phase 2〜外部提供
BF以外の外部事業者がOdysseyのユーザー理解機能を自社サービスに組み込むためのAPI。Series A以降に外部提供開始。外部提供開始でTAMが急拡大する。
Trait(トレイト)
Odysseyが理解するユーザーの特性・価値観・行動傾向の単位。属性(年齢・性別等)・設問回答・行動データ・位置情報などから複合的に生成される。「決めつけ」ではなく「推論の連鎖」として更新され続ける。
データドメイン
Odysseyが理解している生活領域の単位。人材・住まい・食・金融など。ドメイン数が増えるほどクロスドメイン理解が深まる。
IPO条件: データドメイン5以上。Series A条件: 3以上。
クロスドメイン理解
複数のデータドメインをまたいだトレイトの照合によって、単一ドメインでは見えなかったユーザーの判断軸が明らかになる状態。データドメイン3以上で機能し始める。競合が構造的に模倣できないOdysseyの核心。
フライホイール
Brainforceで顧客が増える → Odysseyデータが蓄積される → Odysseyの精度が上がる → Brainforceの価値が上がる → Brainforceで顧客が増える、という自己強化ループ。Nanimonoはこのループへの直営データ供給源として機能する。
データモート
蓄積されたOdysseyデータによる競合参入障壁。使われれば使われるほど差が開く構造。技術は模倣できてもデータは模倣できない。
組織・役割
BizDev
Business Development
市場開拓・顧客獲得を担う役割。PlangersではM4からスタートし、Brainforce PdM(E4)へのキャリアパスを前提とする。技術理解はCEO以下でよいが、AIを使いこなしプロダクト熱量がCEOと同等であることが必須。
EM
Engineering Manager
CTOの分身としてPlatform組織を管理するM2グレードの役割。Series C以降に採用。CTOがCTOとしての仕事(横断戦略)に集中できるように、チームマネジメントを引き受ける。
AI Agent(社内組織)
PlangersではAI AgentをO層のチームメンバーとして位置付ける。17のAIマネージャーが各ドメインで稼働しており、CBOのPriyaもその一つ。
人間採用が必要になる前にAI Agentが機能を代替し、組織のバーンを抑制する。CBO(E3)はSeries BまでAI Agentが担う。
Priya
CBO機能を担うAI Agentの名称。ブランド素材・コピー・採用広報等を担当。Series B以降の人間CBO採用まで稼働する。
スイムレーン
Plangersの組織を5つの領域に分けた構造。①経営(三頭)②プロダクト & ビジネス ③Platform / Odyssey(CTO横断)④Brand / Comms(CBO横断)⑤コーポレート。縦軸の事業(②)を横断機能(③④)が下から支える設計。
ファイナンス用語
Pre-Seed
エクイティ調達なし・デット(融資)のみで運営するフェーズ。Plangersでは〜2027 Q3が該当。創業融資500万+マル経1,000万=1,500万のデットバッファを確保しつつ、クライアントワーク収益(月150万)で黒字運営する。
創業融資
日本政策金融公庫の新創業融資制度。Plangers向けは500万円。希薄化なし(返済義務あり)。2026 Q2実行予定。
マル経融資
商工会議所の経営指導を6ヶ月以上受けた後に申請できる小規模事業者向け融資。Plangers向けは1,000万円。希薄化なし。2027 Q1実行予定。
Cap table
Capitalization Table
株主構成表。各株主の株数・持分比率・評価額を一覧したもの。Plangersの現在のCap tableはCEO100%。Seedで SO Pool 15%設定後にエクイティ調達開始。
SO(ストックオプション)
役員・従業員が将来一定価格で自社株を取得できる権利。行使価格より株価が上がった差額が報酬となる。
税制適格SOを使うと行使時課税を売却時まで繰り延べられる。年間行使限度額1,200万円の制約あり。CTO向け: 3%・Seed株価429円/株。CFO/CBO向け: 各1%・Series A株価1,546円/株。
事前確定届出給与
役員報酬の一種。事前に税務署へ届け出た金額・時期どおりに支払うことで損金算入できる。ボーナス的に大きな金額を年1〜2回支払う設計に使う。CEO向けに年300万を設定中。
PSR
Price to Sales Ratio
株価売上倍率。時価総額 ÷ 年間売上(ARR)で算出。PlangersのIPO試算ではBase 10x・Mid 12x・High 15xを適用。データモートプレミアムを上乗せした設定。東証グロースの平均は5〜10x程度。
MRR
Monthly Recurring Revenue
月次経常収益。BrainforceのSaaS収益の主要指標。クライアントワーク収益は含まない。辞めるタイミングの判断基準として「MRR月100万超え」を使用。
ARR
Annual Recurring Revenue
年次経常収益。MRR×12。各調達ラウンドのバリュエーション根拠として使用。Seed調達条件:MRR30万(ARR360万)。Series A条件:ARR5,000万。Series B:ARR5億。Series C:ARR12〜15億。IPO:ARR20億。
ARPU
Average Revenue Per User
ユーザー1社あたりの月額収益。Brainforceの初期ARPUは月1〜3万円(Starter)で、Odysseyデータ蓄積とともに月15〜20万円(Pre-IPO)まで自然に上昇する設計。値上げではなく価値向上によるアップセル。
NRR
Net Revenue Retention
売上維持率。既存顧客からの収益が前期比でどれだけ維持・拡大しているかの指標。Odysseyデータが蓄積されるほど解約コストが上がる構造により、NRR >100%を目指す。
Runway
手元資金を月次バーンで割った「あと何ヶ月運営できるか」の指標。Seed 5,000万 ÷ 月次ネットバーン170万 ≈ 29ヶ月。MRRが成長するとネットバーンが縮小しRunwayが延びる。
バーン / ネットバーン
バーン: 月次の総支出。ネットバーン: 総支出 - 収益。MRRが成長するとネットバーンは縮小する。クライアントワーク収益をオフセットとして使うことでSeed前はネットバーンをほぼゼロに抑えられる。
希薄化
Dilution
エクイティ調達で新株を発行するたびに既存株主の持分比率が下がること。デット(融資)での調達では希薄化は発生しない。Plangersはデット優先戦略で希薄化を最小化する。IPO時のCEO持分目標は約45%(Series A〜C・IPO公募を経た試算)。
GTM
Go-To-Market
プロダクトの市場開拓戦略・販売戦略の総称。BrainforceのGTMはSeedでBizDevがCEOから引き継ぐ。NanimonoのGTMはバイラル・コミュニティ設計が主軸。
PMF
Product-Market Fit
プロダクトが市場ニーズに適合した状態。BrainforceのPMFはSeries A(BF顧客50社・ARR5,000万)で達成が目標。Nanimonoは「クラス内で自然に使われる」状態を目指す。
会社・ミッション固有の概念
Plangers
Plunger(詰まりを取り除く道具)× Plan(設計する)= Plangers。詰まり(情報の非対称・構造的格差)を見つけたら自らプランし、アクチュエーターとして実行までやり切る会社。
戦略エンジニア
CEOの自己定義。「AIが実行コストをゼロに近づけるほど、何をするかの判断の価値が上がる。上流で頭を使うことが人間の本質的な価値」という確信から来る肩書き。BrainforceはこのコンセプトをB2Bプロダクトとして体現したもの。
効用関数
個人の意思決定パターンを記述する関数の比喩。Plangersのビジョンは「一人ひとりの効用関数を描き、その効用関数で選べる社会を実装する」こと。Odysseyはその効用関数を推定するエンジン。
四方良し
「三方良し(買い手・売り手・世間)」にCEO自身のビジョンを加えた四方目。取引にビジョンを乗せる姿勢。まず相手の要求を満たすことが先で、共感が生まれたときにビジョンを開示する。
M3: 700万/週4
Plangersの採用ブランドの核。コンサル3年相当の構造化力・仕組み作り能力を持つ人材に、年収700万・週4勤務という条件を提示する。大企業的プロセスを持ち込まない前提。「ずっとM3でいることも全然OK」というスタンスが特徴。
本丸
Plangersが最終的に狙う領域=不動産(住生活の意思決定)。インパクトが大きい一方で制度の縛り・情報の非対称・既得権益が強固で相当な資本が必要。「力をつけてから入る」戦略のもと、現在は人材ドメインから開始する。