FUNDRAISING · 新規開業資金 500万円 · 公庫フォーマット準拠

創業計画書

公庫「創業計画書」標準8項目フォーマット準拠。
設立から2年間の先行投資期間を経て、3期目(2026/04〜)から業務委託2社(法人売上 月93〜115万円)による売上立ち上げフェーズに入る。本融資500万円は新規の事業投資(CTO業務委託・集客拡張)と事業継続のための運転資金確保に充当し、Phase 0(〜2027 Q3)でBrainforce有料化基盤を構築する。

エグゼクティブサマリー

申請額
500万円/返済期間10年・据置5年
事業実績
業務委託2社で月+90万の収益基盤(保守)/契約書ベース・上振れ時 月+115〜120万
返済能力
業務委託基盤で安定/据置期間中は金利のみ年約10万・据置後は事業利益で返済
自己資金
200万円(預金80+証券120)/自己資金比率 約29%・流動性バックアップとして温存

融資の必要性:業務委託2社(Wanderlust・Tential)で月+90万の収益基盤(保守シナリオ・上振れ時 月+115〜120万)を確保し、役員報酬・賞与・社保は業務委託売上で完全に賄う設計。事業を次のフェーズに進めるためにはCTO委託費(月30・9ヶ月)・集客拡張・AI推論基盤拡張・マーケ追加投資・開発外注・採用関連などの事業拡大投資が必要。本融資500万円は事業投資のみ・9ヶ月で完全充当自己資金200万円は事業継続のための運転資金(拠点関連・予備費)。Phase 0(〜2027 Q3)でBrainforce有料化基盤を構築、Phase 1(Seed調達)で事業拡大、据置期間中に事業利益で返済原資を確立する設計。

申込者情報

会社名
株式会社Plangers
設立
2024年4月
資本金
99万円
代表者
星野 隆太(Ryuta Hoshino)
所在地
東京都豊島区東池袋3-1-1 サンシャイン60 45階(サーブコープ・2026年4月 本店移転登記完了済み)
所在地(移転前)
神奈川県横浜市西区浅間町1丁目4番3号 ウィザードビル402(GMOオフィスサポート・バーチャル)
業種
情報通信業/ソフトウェア業(AI開発プラットフォーム)
代表者 他事業
個人事業(業務委託・Arcbridge案件)インボイス登録済
連絡先
TEL:070-8405-6830 / Email:r.hoshino@plangers.com

1. 創業の動機

契機

代表者はエンジニアとしてキャリアを積み、複数の事業開発経験を経て、株式会社Plangersを2024年4月に設立した。並行して、松尾研発AIスタートアップ Wanderlust、AI PoC案件 Arcbridge、LPO案件 Tential 等のフリーランス/業務委託案件を通じ、AI活用の最前線で実務を継続している。

この過程で、同じ課題が繰り返し顕在化することに気づいた。「経営者が頭の中に持つ事業戦略」が、開発現場では1段下の技術仕様に翻訳された段階で劣化し、プロダクトは意図から離れて実装されていく。AIツール(Cursor / Devin / Copilot 等)の登場でもこの翻訳ロスは解消されていない。

AI時代において人間の本質的価値は「何を作るか」の意思決定に移る。しかしそのための手段——経営者が戦略を直接プロダクトに接続するためのソフトウェア——は日本にも世界にも存在しない。

課題

既存AI開発ツールは全て「エンジニアが主語」で設計されている。経営者の言葉(議事録・戦略文書・意思決定の文脈)を直接入力として受け取り、仕様策定・実装・デプロイ・ドキュメント更新までをAIが一貫して担うプラットフォームがない。結果として、非エンジニア経営者はプロダクトを持てず、エンジニア経営者はエンジニアリング作業に埋もれて戦略を見失う。

解決策:Brainforce — 経営者の言葉を、プロダクトにする

Brainforceは、経営者の言葉をそのまま入力とし、V字開発モデルの中間工程(設計〜実装〜運用)をAI組織が完結させる、日本発のAI開発SaaS。代表者自身がBrainforce の裏側と同じ AI ネイティブ開発手法(Claude Code ベース)で自社の複数プロダクト(Brainforce/Odyssey/Nanimono)を同時進行で運用しており、Brainforce はその手法をプロダクト化したもの。作り手自身が同じ仕組みで事業を回している点が最大の信頼性源。

「戦略エンジニア」という新しい職能

Plangersはこのポジションを「戦略エンジニア」と定義し、事業の文脈を持ちながらプロダクト開発を一人で完結させる新しい職能として社会実装を目指す。代表者星野隆太はその第一号実践者であり、Brainforceはそのための道具である。

なぜ今か・なぜ自分か

2. 経営者の略歴等

職歴(代表者:星野 隆太)

期間所属/役割業務内容
2019/04〜2022日本IBM / コンサルタント製造業・基幹システム領域のコンサルティング、大企業システム導入・変革支援
2023〜2025/06GA Technologies / Product ManagerRENOSY toCプロダクトのPdM。不動産領域で数億規模のトップライン改善に貢献
2024/04〜株式会社Plangers 代表取締役AI開発プラットフォーム事業の立ち上げ(2024/04設立、2026/03まで並行運営)
2025/07〜2026/03アクセンチュア / 戦略コンサルタント大企業向け戦略レベルのアジェンダ、DX戦略立案
2026/04〜Plangers 専業化代表取締役として専業化、自社事業に専念
並行個人事業(業務委託・インボイス登録済)Arcbridge(EC系PE案件・コンフィデンシャル)

資格・スキル・創業支援履歴

3. 取扱商品・サービス

主力:Brainforce(AI開発SaaS)

経営者の言葉を、プロダクトにする。

料金プラン(税抜)

プラン月額対象
Free0円試用・個人
Starter3,000円個人開発者・初期スタートアップ
Pro(コア)9,000円成長スタートアップ・非エンジニア経営者
Business8〜15万円中規模事業者
Enterprise50万円〜大企業

セールスポイント

  1. 経営者が主語: 既存AIツールはエンジニア向け、本サービスは非エンジニア経営者が直接使える設計
  2. V字全工程カバー: 設計〜実装〜運用まで一気通貫、他ツールはコード生成のみ
  3. 同手法による実証: Plangers 自身が Brainforce の裏側と同じ AI ネイティブ手法(Claude Code)で複数プロダクトを同時運用(面談時に実機デモ可能)
  4. データモート: Brainforce経由のデータがOdyssey基盤に蓄積、時間とともに競合が再現困難な優位性を形成

副次:Odyssey(知能基盤)・Nanimono(SNS)

Odysseyは全プロダクト共通のAI知能基盤(API提供のみ)。Nanimonoは13〜24歳向け自己発見SNSで、Phase 1〜2で収益化予定・Odyssey最大のデータ供給源。

4. 取引先・取引関係等

販売先(既存契約・2026年4月時点)

取引先内容月額入金先
株式会社Wanderlust(松尾研発AIスタートアップ)AIコンサル・外販組織構築支援・週4稼働(8,000円/h税抜 × 月100〜128h)80〜102万円法人
TentialLPO進行・A/Bテスト推進(6,500円/h × 月20h)13万円法人
Arcbridge(EC系PE案件・コンフィデンシャル)個人・固定契約(6,600円/h税込×月40h)26.4万円代表者個人(インボイス登録済)
月次合計約120〜141万円(法人 93〜115 + 個人 26.4)

回収条件:月末締翌月末払い。契約書写しおよび請求書写しを申込時添付。

仕入先

仕入先内容月額目安支払条件
Anthropic(Claude API)AI推論10〜15万円カード即時
OpenAI補助的AI利用1〜3万円カード即時
Google Firebase / GCPインフラ・ホスティング2〜5万円カード月次
GitHubコード管理・CI/CD1万円カード月次

外注先

対象内容月額
業務委託CTO候補技術顧問・実装リード(公庫融資着金後の稼働開始)15万円(9ヶ月・2026/07〜2027/03)
税理士顧問月次顧問・年次決算等月2万円+年次24万円

その他、業務用車両・開発拠点(新潟)の賃借料が運営費として発生(合計月12.7万円)。賃貸借契約書は申込時に添付。

5. 従業員

6. お借入の状況(代表者個人)

借入先現在残高月返済備考
住宅ローン(自宅)4,000万円11万円
投資用不動産ローン3,000万円11万円家賃収入と概ね相殺
自動車ローン300万円12万円
合計残高7,300万円34万円延滞履歴なし・信用情報に問題なし

※ 代表者個人→法人への役員貸付金:100万円(金銭消費貸借契約書・臨時株主総会議事録 整備済)

7. 必要な資金と調達方法

必要資金(合計 700万円)

設備資金:なし

既存設備(PC・開発環境・オフィス什器)で事業継続可能。新規設備投資は当面計画なし。

運転資金:700万円

本件融資による調達資金は事業成長のための投資(CTO委託費・集客・事業拡大投資等)に充当。業務用車両・開発拠点等の既存運営費の運転資金は自己資金から賄う

事業成長のための投資(公庫融資500万円を充当)

500万円 公庫融資
CTO委託費(月30×9)
270万円(54%)
集客・販路開拓(拡張)
80万円(16%)
事業拡大投資(AI・マーケ・外注・採用)
130万円(26%)
雑費(税理士・通信・諸経費)
20万円(4%)
用途金額根拠
CTO委託費270万円月30万円×9ヶ月(2026/07〜2027/03・公庫融資着金後の稼働開始)
集客・販路開拓投資(拡張)80万円月平均8.9万円×9ヶ月(自社運用での広告出稿・LP制作・コンテンツ等)
事業拡大投資(AI推論基盤拡張・マーケ追加・開発外注・採用関連等)130万円月平均14.4万円×9ヶ月
雑費(税理士報酬・通信費・諸経費等)20万円月平均2.2万円×9ヶ月
合計500万円

既存運営費の運転資金(自己資金200万円を充当)

用途金額
業務拠点・通信・諸経費等の運転資金200万円
運転資金 合計金額
事業成長のための投資(公庫融資充当)500万円
既存運営費の運転資金(自己資金充当)200万円
運転資金 合計700万円

役員報酬・賞与・社保は業務委託売上で完全に賄う設計。本融資500万円は純粋に事業成長のための投資に充当し、自己資金200万円は既存運営費の運転資金として活用する。

調達方法

資金源金額備考
本申込(日本政策金融公庫 新規開業資金)500万円本件
自己資金(代表者個人)200万円預金80万+証券120万(月10万円定期積立で形成)
合計700万円Phase 0を約14ヶ月カバー

返済計画

8. 事業の見通し

9ヶ月合計PL(公庫融資着金後の事業投資期間:2026/07〜2027/03)

本PLは公庫融資500万円の使途期間(9ヶ月)に合わせた累計表示。事業セグメント別(Brainforce事業/業務委託事業/共通費)で構成。業務委託売上は保守シナリオ(月93万×9=837万)。役員報酬・賞与・社保は業務委託売上で完全に賄う設計、公庫500万は事業投資のみに充当、自己資金200万は運転資金(拠点関連・予備費)として活用。

項目Brainforce事業
(投資先行)
業務委託事業
(収益基盤)
共通費合計
売上(月93×9)0837837
売上原価(AI推論等)-63-27-90
売上総利益-63+810+747
CTO委託費(公庫500万から・月30×9)-270-270
集客・販路開拓(公庫500万から)-80-80
事業拡大投資(AI拡張・マーケ・外注・採用等)-130-130
雑費(税理士・通信・諸経費)-20-20
拠点関連(自己資金200万から・オフィス・開発拠点・業務用車両)-137-137
役員関連(業務委託売上で賄う・報酬・賞与・社保)-562-562
9ヶ月損益-543+810-719約-452万

保守シナリオ(業務委託 月93万)での試算。実際の稼働実績では業務委託売上 月115〜120万級(WL 128h上振れ)の収益力があり、上振れ時は9ヶ月損益が大幅改善(約-100万級)。役員関連562万は役員報酬月8+賞与按分月50+法人社保月4.4の9ヶ月分。本融資500万円は事業投資(CTO270+集客80+事業拡大130+雑費20)に9ヶ月で完全充当自己資金200万円は運転資金として使い切る計画(拠点関連137+予備費63)。役員関連は業務委託売上で完全に賄う設計。

1年後(Phase 0 後半・2027年)

項目金額備考
売上高130〜140万円Brainforce有料化開始、Pro ¥9,000×10〜20社追加
経費合計50〜55万円CTO本格稼働、集客投資増
月次純損益+60〜70万円黒字継続

2年後(Phase 1:Seed調達後)

項目金額備考
売上高250〜300万円Brainforce MRR 100〜150万+業務委託継続
人件費(CTO正社員・エンジニア採用)70〜100万円
その他経費40〜50万円
月次純損益+60〜100万円事業キャッシュフローで融資完済の道筋

2期赤字(先行投資期間)の位置付け

1期(2024/04〜2025/03)および2期(2025/04〜2026/03)は、売上立ち上げ前の計画的な先行投資期間であり、累計約100万円の赤字計上となった。赤字の主な内訳はPC・開発環境・AIインフラ等のプロダクト開発投資である。この2期間の投資により、3期目(2026/04〜)からの業務委託2社(法人売上 月93〜115万円)の契約獲得と、Brainforce v1.8.3(動作するMVP)のデプロイ完了を実現した。

9. 代表者個人の財務

代表者個人の年収は約700万円水準(月平均約58万円)。月次の役員報酬は最低水準(月8万・成長投資優先)に抑制し、年次の事前確定届出給与(業績連動的)でまとめて支給する構造により、月次CFのゆとりを確保。加えて個人業務委託(月26.4万円)、投資不動産家賃収入(月10万円)が補完原資。

主要支出は住宅ローン月11万+自動車ローン月12万+生活費月30万円程度。投資物件は家賃収入と返済が概ね相殺。個人財務は事業立ち上げ期も自立して回り、法人融資の返済原資(業務委託2社・月93〜115万円)と分離設計

10. 主要リスクと対策

リスク対策
AI開発ツール市場の競争激化「経営者×戦略起点」の独自ポジショニング、Odysseyデータモートで構造的優位
モデル依存(Anthropic/OpenAI)複数モデル切替構造、Claude Code API公開等で基盤差替可能
CTO候補の離脱・稼働不可代表者自身がエンジニアリング可能、業務委託を複数名に分散可能
Brainforce想定MRR未達業務委託月93〜115万円(法人)+代表者個人26.4万円で返済原資は確保済
返済遅延リスク月次利益50〜60万円に対し月返済8.5万円(返済余力6〜7倍)
代表者個人の生活基盤役員報酬・賞与で年約700万円水準+個人業務委託・家賃収入。法人融資の返済原資(業務委託2社売上)と分離設計
本店移転に伴う事務2026年4月 移転登記完了済み・速やかに本申込実施

11. 補足:Brainforceの現在地

2026年4月21日時点で、Brainforce v1.9 がデプロイ済みの動くMVPとして稼働している。代表者自身が Brainforce の裏側と同じ AI ネイティブ手法(Claude Code)で Brainforce 本体と他プロダクトの開発を進めている。公庫担当者面談時に実機デモ可能(戦略入力→機能提案→AI 自動開発→本番リリースまで、1 時間で一通り体験可)。

「作れることの証明は、作ったもので見せる」——本事業の信頼獲得の核心。

添付資料(申込時提出)